●ペーパーレスでいつでも自己学習が可能 iPadを利用した学習法 (2010年07月08日)
株式会社システム・テクノロジー・アイは、アップル社が提供するiPadを利用した学習コンテンツおよび学習環境を提供していくことを明らかにしました。
同社は、PDFデータ専用の閲覧および書込みができるソフトウェア、iStudy Viewerを使って電子テキストをパソコンで読み書きを行える教室研修を行っていますが、このたび、iPadに対応した電子データを閲覧および書込みができる専用アプリケーションの開発に成功しました。
この専用アプリケーションは、法人向けのラーニングプラットフォームである、『iStudy Enterprise Server GreenOption(以下、GreenOption)』を使って、iPadで学習できる仕組みのことを指します。
例えば、GreenOption導入企業は、Microsoft Office製品である、PowerPoint、Excel、wordで作成したドキュメントをeラーニングコンテンツ変換ツールである『iStudy Creator NX』を使って、eラーニングコンテンツを用意し、受講者アサインします。
受講者は、iPadを使って用意されたeラーニングコンテンツで学習することが可能になります。そしてさらに、受講者は、iPadで、電子テキストを閲覧したり、メモを書き込み学習をすることもできるようになっています。
iPadで書き込んだメモは、GreenOptionと同期を取ることにより、他者とメモを共有したり、i Study Viewerをインストールした自分のパソコンでも、その内容を閲覧や、メモの追加ができます。
また、今までは、自宅や会社などパソコンがないと教室で学習した内容の予習、復習ができませんでしたが、同社の銀座研修教室では、無線LAN環境を用意することにより、教室のパソコンで電子テキストに取得した講師メモや受講生のメモをその場で、GreenOptionに同期をとることによって、iPadですぐに、その内容を持ちかえることができるようになりました。
この機能を活用することで、講座終了後、教室から帰る際の待ち時間などでも、自己学習が可能です。iPadとGreenOptionを所有していれば、どこでも学習できるので、より学習する環境が拡がります。また、用紙のテキストを使用しないことから、環境に配慮したソリューションとなっています。
iPadを利用した学習は、これからのIT化に即した流れとなるかもしれません。環境さえ整っていれば実際の利用を検討してみても良いのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2010年07月08日 17:06