●「iPad学校導入」50代教員が意欲的 (2010年07月05日)
eラーニング戦略研究所(運営=株式会社デジタル・ナレッジ)は、全国の小・中・高校教員、大学教員計100名を対象に、iPadについてのアンケート調査を実施しました。有効回答数は100。
それによると、・中・高校、大学と教育現場を問わず、 iPadが話題に上っていることがわかりました。iPadの教育現場での導入については、導入しても良い(58%)、ぜひ導入したい(9%)と約70%近くが導入に前向きで、ぜひ導入したいと回答した教員のうち、年齢別にみると比較的高い50代が意欲的で、次いで40代、30代と、年代が上のほうが意欲的な傾向にありました。
導入に賛成の理由は、学習効率を上げるため(29.9%)、授業の表現力を強化するため(19.4%)、教材などの持ち運びの負荷を減らすため(11.9%)。その他、ペーパーレス化するため(1%)といった、エコを意識した理由を挙げる人もいました。
iPadの利用シーンがイメージできないと答えたのは、小・中・高校教員に多く、反対に大学教員は利用シーンがイメージできてはいるものの、紛失や破損などの管理面がネックになっているという結果でした。
iPadに求める機能については、小・中・高校教員は[参考資料・映像などを表示させる機能]がもっとも多く<小学校教員(39.4%)/中学校・高校教員(51.5%)>、大学教員は[講師が教科書内の重要な箇所をマーク・メモした内容をリアルタイムで表示させる機能]がもっとも多い結果となりました<大学教員(38.2%)>。
小・中・高校では教科書を中心に授業を運営するためか、参考資料を表示させるニーズが高く、大学では黒板を使用する授業が中心のため、講師の板書やマーカーが反映されるような、黒板の代わりとしての利用方法にニーズがある様です。
【アンケート調査概要】
調査期間 :2010年6月21日(月)-6月22日(火)
調査方法 :Webアンケート方式
調査対象 :全国の22歳以上の教員100名
職業内訳 :大学教員(34%)、中学校・高校教員(33%)、小学校教員(33%)
男女内訳 :男性(82%)、女性(18%)
年代別内訳:22-29歳(5%)、30-39歳(17%)、40-49歳(33%)、50-59歳(42%)、
60-69歳(3%)
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投稿者 kksblog : 2010年07月05日 11:35