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平成21年度「学術情報基盤実態調査」結果報告 文部科学省 (2010年07月19日)

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文部科学省は、平成21年度「学術情報基盤実態調査」の結果を発表しました。この調査は昭和41年度から実施している調査で、大学図書館実態調査に、平成17年度からは大学におけるコンピューター及びネットワーク状況の調査を加えた実態調査となっています。

大学図書館においては、ますます電子化が進み、学内ではコンピューターネットワークが拡大しており、今後は専門性のある人材の確保とセキュリティの充実などが求められているということです。

それぞれの項目でポイントとなる項目を紹介します。

【大学図書館について】
① 資料費の横ばい状況が続く中、図書館運営費は減少が続いており、依然厳しい状況にある。
② 電子ジャーナルの総数は増えているも、洋雑誌の総数は減少が続いている。
③ 期間リポジトリの構築大学数は増加、コンテンツ数及び利用状況も大幅に増加している。
④ 専門性を有する人材の養成・確保と、資料所蔵スペースの確保が課題である。

【コンピューター及びネットワークについて】
① 情報戦略の内容として、多くの大学がコンピューター及びネットワークの持続可能な整備・運用計画に関することと全額的な情報セキュリティの確保をあげている。
② 学内LANは、約8割、1Gbps以上の回汚染で設備し、増加傾向にある。
③ 講義のデジタルアーカイブ化は、全体の2割5分導入、国立大では5割導入している。
④ セキュリティ対策はほぼ100%実施だが、セキュリティポロシー策定は6割。
⑤ 技術職員不足の解消とセキュリティ対策の充実が課題として挙げられる。

インターネットの普及により、多くの資料をいながらにして手にすることができる時代とはいえ、電子資料に押され大学図書館から紙の資料がどんどん少なくなっていく時代が来るのでしょうか?何となく寂しいと感じませんか?

平成21年度「学術情報基盤実態調査」の結果報告について:文部
科学省



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投稿者 kksblog : 2010年07月19日 18:05


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