●「四季」→「五季」?多くの日本人は、梅雨は春でも夏でもなく「梅雨」 (2010年06月28日)
うっとおしい梅雨がやってきました。農作物には必要な天の恵み、暑い夏に向けて大切な貯水の時季、とは分かっていても、外出がおっくうになったり、洗濯物を外に干せなかったり、カビと格闘したりと、やっぱり嫌われがちですね。
株式会社ウェザーニューズでは、雨を楽しむ企画「雨プロジェクト」の一環として「梅雨の季節感調査」の結果を発表しました。これによると、97%の人が梅雨は「季節の一つ」と思っていることが分かりました。日本の季節は「四季」と言われますが、「梅雨」を一つの季節と考えると「五季」になってしまいますね。
梅雨の期間はどれくらいがいいか、という質問には「2週間くらい」が最も多く51%でした。回答結果を都道府県別に見ると、北海道で「全くいらない」という答えが29%と、他県と比べて多くなっています。また「梅雨の快適度」について、「過ごしやすい」と感じる人の全国平均は16%でした。これに対し最も「過ごしやすい」人が多かったのは沖縄県で34%、次いで島根県、長野県となっています。逆に少ないのは香川県、奈良県、熊本県でした。この結果を6月、7月の相対湿度の平年値と比較してみると、湿度が高いエリアほど梅雨を快適に過ごしている傾向にある、という結果になりました。
「梅雨にやること」については、最も多かったのは「アジサイを見に行く」、次点は「ほたるを見に行く」でした。3位は「除湿剤を用意する」でしたが、それ以下も「虹を探す」「新しい傘を買う」「かたつむりを探す」など、梅雨ならではの楽しみを見つけて、ポジティブに梅雨を過ごしている人が多いようです。
湿度が高い地域ほど梅雨を「過ごしやすい」と感じているのは意外ですが、梅雨だからしかたない、と割り切って、むしろ季節の風物詩を楽しむなどうっとおしい季節を逆手にとっているのかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2010年06月28日 08:40