KKSブログ: ２０１０年「母の日」「父の日」比較～昔、嫌われていたのは

インターネットリサーチのアイシェアが、「お母さんより嫌われていた？２０１０年母の日、父の日、比較」という調査結果を発表しています。

この調査結果は、アイシェアが５月６日に発表した「母の日～２０１０年版～に関する意識調査」との比較をしながら、２０代から４０代の男女４８０名のうち、父親が健在という３４６名（７２．１％）に、いくつかの質問に答えてもらう、という方法で出てきたものです。

質問は、以下の内容です。

まず、「子ども（未成年）の頃、父親を嫌いだった時期があるか？」という質問には、５１．２％が「ある」と回答しました。これは、以前の調査で、母親が嫌いだった時期が「ある」とした３９．３％よりも高比率の結果となっています。

男女別では、父親嫌いの時期があったという男性が４６．９％に対し、父親嫌いの時期があったという女性は５６．６％と、女性の方が高い比率となっていました。

父親が嫌いだった時期をすべて挙げてもらったところ、「中学生の頃」と答えた人が６８．４％と最も多く、ついで「高校生の頃」が６０．５％、「小学校高学年（５～６年生）」が４５．８％の順となっていました。

父親を嫌いだった時期がある人が、現在、父親のことをどう思っているか？について、尋ねたところ、５９．９％の人が、「現在は好き」と回答しました。同じ質問で母親の場合には６９．２％が「好き」と答えており、差が開いています。

また、男女別で、女性では６４．０％が現在は「好き」と答えているのに対し、男性では５６．０％と低く、男性の父親への複雑な思いが垣間見られる結果となりました。

お父さんは、なかなか理解されにくいことが、お母さんよりも多いこともあるのでしょうか。

教育家庭新聞社
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