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イネは日の長さを測るための体内時計を持っていた!開花制御につながる成果 (2010年06月21日)

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独立行政法人 農業生物資源研究所は、「イネは日の長さを測るための正確な体内時計を持っていた」という成果を明らかにしました。

具体的には、イネが季節変化にともなうわずか30分の日の長さの違いを認識し、開花ホルモンである“フロリゲン”の合成を調節する正確な体内時計を持っていることが発見されました。

さらに、開花ホルモンの合成を促進する機能と逆に抑制する機能をもつ、相反する2つの遺伝子を同定し、日の長さによってそれらの相互作用が変化することにより、開花を早めたり、遅らせたりしていることも明らかとなっています。

今回の発見は、イネの開花期の微妙な調整を可能にし、品種ごとで栽培に適した地域を拡大する育種につながる成果であり、将来、人工的にイネの開花期を調節する技術を開発するための基盤となると考えられています。

このような新発見は、大人はもちろんのこと生徒たちにも伝えてあげたいですね。

農業生物資源研究所 - イネは日の長さを測るための正確な体内時計を持っていた! - イネの精密な開花制御につながる成果 -



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投稿者 kksblog : 2010年06月21日 14:14


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