●マイクロソフト 横浜の公立高校へ教育支援プログラム導入 (2010年06月14日)
横浜市と横浜市教育委員会は、マイクロソフト社と横浜サイエンスフロンティア高校(YSFH)への教育プログラム導入について提携書のとりかわしたと発表しました。横浜サイエンスフロンティア高校とは、神奈川県唯一の公立の理数科高校で、世界で活躍する人材の育成を目標としています。
マイクロソフトが世界で展開している教育支援プログラム「イノベーティブスクールプログラム(ISP)」を、日本で初めて導入するということです。先進的なICT教育のノウハウの共有や最先端のコンピューターサイエンス教育が可能となり、「国際的に活躍できる人材の育成」への取り組みに大きくプラスに作用するのではないでしょうか。
■協定の主な内容
1.マイクロソフトの最高技術責任者がYSFHの科学技術顧問に就任
2.ICTによる先進的な教育環境づくり
3.人材交流、教育環境をベースに、国際競争力のある人材育成のために国際協力活動等で協力
ISPを導入することにより、YSFHでは生徒の様々なデータを一元化し、教員間や保護者を含め必要なデータを共有できる仕組みが構築されます。教員は生徒一人ひとりへの適切な学習支援が可能になる、学校と家庭のコミュニケーションや情報共有が確保され一貫性のある教育支援が可能になる等のメリットが予想されます。
マイクロソフトとしては、「イノベーティブスクールプログラム」の日本での教育における実証実績として得る機会ととらえ、他の教育機関への紹介を可能にし、教育に市場を広げることも出来ます。
一般企業と教育機関が力を合わせ、次世代を担う人材育成に取り組むことは素晴らしいことだと思います。有用な人材育成は、国力を上げる一番の力になるのではないでしょうか?
横浜サイエンスフロンティア高校の教育における横浜市・横浜市教育委員会とマイクロソフトとの連携に関する協定書の締結について
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投稿者 kksblog : 2010年06月14日 09:44