●インテルと放送大学の協力を得、公立小学校の教員・児童の ICT活用能力育成 (2010年06月14日)
これは、和歌山県教育委員会が、インテル株式会社、および放送大学の中川一史研究室の協力を得、和歌山県内の公立小学校における教員・児童のICT活用能力の育成を目指した教育改革を推進するものです。
和歌山県は、長期総合計画に示した教育方針「未来を拓くひたむきな人間力を育む和歌山」を実現するため、2009年3月、県として初めて教育に関する基本計画「和歌山県教育振興基本計画」を策定しました。
和歌山県は、教育振興基本計画の基本的方向の1つとして、子どもの自立を育む学校教育の推進を掲げ、高度情報化社会に対応した教育を推進しており、今回の事業によってICT利活用の促進を図る計画です。
今回のこの取り組みでは、市町村との連携、ICT利活用による先進的授業のための教員研修や教育方法の研究、児童1人1台のパソコンと電子黒板活用、および地元IT企業によるITサポートなど、ICT利活用による広範な教育改革を実行します。
研究対象校の教員の方たちに向けては、インテルの情報教育支援プログラム「インテル®Teach」の研修が実施される計画になっています。教員の方たちは、児童がICTを最大限に活用しながら、ICT活用力や問題解決力、協働力、思考・判断力、コミュニケーション力など「21世紀型スキル」を効果的に習得するための指導法を学びます。
児童には、インテルが教育用途に開発した小型ノートブック「インテル®クラスメイトPC」が研究対象校に提供され、児童1人1台のPC環境で授業が行われます。
県をあげてのICT化、これからの経過を注目したいですね。
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投稿者 kksblog : 2010年06月14日 01:03