●育児ストレス「感じる」 男性5割弱 女性8割弱~子ども虐待に関する調査 (2010年06月09日)
モバイルリサーチを展開するネットエイジア株式会社により、オレンジリボンについてのアンケートがモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)で実施されました。
「オレンジリボン」とは、「子ども虐待の現状を広く知らせ、子ども虐待を防止し、虐待を受けた子どもが幸福になれるように、という気持ちが込められたもの」で、「NPO児童虐待防止全国ネットワーク」が主となって児童虐待防止を目的とする活動を指します。
回答者全員(1202名)に「『オレンジリボン』を知っていますか」という質問を単一回答形式で聞いたところ、全体では「詳しく知っている」が3.1%、「名前を聞いたことがある程度」が28.2%で、認知率は31.3%という結果になりました。
「現在、結婚をしている」と答えた1166名に、家庭での育児状況について「父親」と「母親」のどちらが育児を行う比率が高いかを7段階で聞いてみたところ、全体では「ほとんど母親だけ育児」が13.0%、「だいたい母親が育児」が29.9%、「どちらかというと母親が育児」が23.6%で、「母親の比率が高い(計)」が66.5%となりました。
「育児に対してストレスを感じることがあるか」という質問を単一回答形式で聞いたところ、全体では「よく感じる」が12.7%、「たまに感じる」が 52.4%で、あわせて65.1%の回答者が「感じる(計)」と答えています。
男女別では大きな差が見られ、男性が「感じる(計)」と答えたのは49.0%であったのに対し、女性ではそれよりも29.2ポイントも高い78.2%が「感じる(計)」と答えました。
回答者全員に育児や児童虐待に関連するさまざまな項目について、意識としてあてはまるものを聞いてみたところ、「度を超す体罰や心理的体罰を与えてしまい反省することがある」という項目について、全体では27.1%の回答者が「あてはまる(計)」と答えています。
また、「近所の子供やまわりの子供の様子に関心を持っている」という項目では、全体では52.7%の回答者が「あてはまる(計)」と答え、「児童虐待と育児での地域や親族からの孤立は関係性があると思う」という項目については、全体では73.5%の回答者が「あてはまる(計)」と答える結果となりました。
子育てに関する悩みは、保護者であれば誰もが経験することではないでしょうか。困っている人にはそっと手を差し伸べてあげられるような環境整備のためにも、「オレンジリボン」の認知度をあげていくことは大切だと言えるでしょう。
« 夏休みは森で遊び学ぶ自然学校に参加しよう!「2010王子の森自然学校」 | トップページへ 気象庁主催で、地球温暖化対策について最新情報が聞ける講演会を実施 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2010年06月09日 15:05