●文部科学省 仕分け対象事業について、みなさんの声を募集しています (2010年06月03日)
テレビのニュースなどでもその模様が報道され、話題になった「事業仕分け」。科学技術分野や、博物館、美術館などの文化施設の運営などについても仕分けの対象となっていました。
文部科学省では、同省の事業で仕分けの対象となったものについて、広く国民から意見を募集しています。事業仕分けを契機として、国民の声を独立行政法人及び政府関連公益法人の見直しに活かしていくことを目的としています。
意見募集の告知ページに、仕分けの対象になった事業名と結果概要、そして配付資料へのリンク、評価結果へのリンクが一覧となっています。それぞれの事業は実施日と仕分けの項目番号で大きく分類されており、またその結果によって分けられています。
意見を書き込むのは告知ページからリンクしている、株式会社マクロミルの専用ページで行います。まずは告知ページの一覧と同様に項目番号、事業名が並んでいるので、ここから意見したい、と考える項目を一つ選び、それについて自由記述で意見提出を行います。その後「賛成(おおむね賛成を含む)」「反対(おおむね反対を含む)」「どちらとも言えない」から1点選び、送信することで1件の意見提出が終了します。複数の事業項目について意見したい場合は、再度項目の選択からとなります。
対象事業の一覧を見ていると、話題になった科学技術振興機構や、JAXAに関する事柄の他、大学入試センターや日本学生支援機構など、学生に身近な事業でもコストの縮減に努めることとされたり、事業の縮減や廃止などとなっています。特に大学や留学に関する情報を提供する事業について、廃止やそれに準ずる結果を出されているようです。
もちろん専門家のようにさまざまな事柄を加味して意見することはできないけれど、「生の声」を挙げていくことは大切です。身近な分野について、まずは資料や結果を読んで、思ったことを意見として上げていきませんか。
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投稿者 kksblog : 2010年06月03日 15:14