●6月19日までの期間限定!カエルの卵の様子をインターネット生中継 (2010年06月17日)
学校の池に浮かんでいたカエルの卵、いつの間にかオタマジャクシになり、やがて手足が生えてカエルっぽくなってきています。カエルは体の形が大きく変化することがよく知られている身近な生物ですが、あのぷるぷるの卵から、どうやってオタマジャクシになるのか見たくないですか?
基礎生物学研究所 広報国際連携室は、6月13日から19日の一週間、カエルの卵を顕微鏡でのぞいている様子をインターネット中継するイベントを行います。カエルの卵が、オタマジャクシになる様子が生中継されます。動物の形ができあがる過程を、みんなで観察することが目的です。
今回中継する卵は、アフリカツメガエルというカエルの卵です。ホルモンを作用させることで1年中卵を産んでくれるので、研究者は一年を通じて卵を研究することができるのです。このため生物研究の世界ではよく知られているカエルで、生物の教科書で名前を聞いた覚えがある人も多いのではないでしょうか。
卵は、最初はたった一つの細胞です。これがどんどん細胞分裂を繰り返して細胞の数を増やし、約一週間の間にオタマジャクシの形ができあがるのだそうです。これを書いている
6月17日現在、すでに卵の中身はメダカとオタマジャクシの間くらいの形になり、顕微鏡の視野をはみ出して泳ぎ回っています。卵の中はもう狭くなっているのでしょうか?半透明のオタマジャクシが縦横無尽に泳ぎ回る様子は、いつまでも見ていたくなるかわいさです。
研究室スタッフによる解説は、ツイッターによってつぶやかれています。またライブ動画を見た感想や、質問をメール、ツイッターで受け付けています。素朴な疑問から、オタマジャクシへの応援メッセージなども寄せてみてはどうでしょう。
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投稿者 kksblog : 2010年06月17日 11:30