●芸術体験を通して、コミュニケーション能力の向上を目指す (2010年05月31日)
文部科学省は、文化庁が推進している事業「子どものための優れた舞台芸術体験事業」の成果や課題を活用しながら、多様な価値観を持つ人材の育やコミュニケーション能力の向上を目的とした指導法の開発を行うと発表しました。
文化庁と連携し、学校において芸術表現を通じたコミュニケーション教育の推進を図ることとし、「児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験事業」を予定しているということです。
「舞台芸術体験事業」とは・・・。
■ 対象 : 全国の国公立・私立の小学/中学/高校、中等教育学校や支援学校の児童生徒
■ 内容 : 応募により選定された開催学校は、計画的・継続的な芸術分野のワークショップ等の実施
■ 主な留意点:
(1)講師の派遣は、1年間で3回以上12回以内
(2)講師となる芸術家には、申請時には内諾をとっておくこと
(3)演劇・ダンス・舞踏・伝統芸能・大衆芸能の分野とする
■ 期間 :平成22年4月1日~平成23年2月28日まで
一流の芸術に親しみふれあうことにより、精神的な豊かさを養い、人とふれあうための一番重要なコミュニケーション能力を育てることに繋がると考えています。
具体的には、演劇やダンスなどの芸術表現を使った学習プログラムの開発を目指すということです。学習プログラムにより、各教科の学習向上や問題行動への効果の有無の分析や検証も行うとしています。
一芸に秀でた人はそれを極める過程で様々な経験を重ねて、芸を磨くとともに心も豊かに磨かれています。子どもたちは、その芸術と人間性に触れることで、必ず何かしら受け止めるはずです。心から感動する経験は、必ず素直な向上心につながるのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2010年05月31日 03:01