●大学受験 新型インフルエンザ対策は8割以上 文部科学省 (2010年05月29日)
文部科学省が『平成22年度国公私立大学及び公私立短期大学一般入試における新型インフルエンザ対応状況』を調査し、その結果をホームページ上に発表しています。
追試等の措置を予定していた大学は、614校あり、実際に追試試験を実施したのは166校でした。追試験等受験予定者は1031人であり、うち442人の受験生が実際に追試験を受験したということです。
追試験等の対応をしたのは、国立大学84%、公立大学88%、私立大学86%、公立短大74%、私立短大85%です。
これまでもインフルエンザ疾患に対し、センター試験では救済措置を実施していることもありましたが、昨年22年度は新型インフルエンザが猛威をふるっていたこともあり、文部科学省の要請もあり、大学受験に対しては早々に対策を打ち出していたことが分かります。
追試対策方法は多岐にわたっており、4つの方法がとられました。
● 一般試験日程毎に追試験を実施
● 一般試験日程を一括して追試験を実施
● 受験日の振り替え
●センター試験の結果のみを使って判定
当初から追試験等の特別措置は一切とらないとしたものは10%程度でした。追試験を実施しないのは、公平さを欠く懸念などです。
今回の集計には、試験当日の衛生措置の実施状況についてや、受験生に対するインフルエンザ対策の告知状況などの記載があります。
追試の公平性は懸念されることですが、努力してきた受験生受験の機会を逸することが無いよう配慮されることは、様々な不安につつまれる彼らには、救いの手となるのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2010年05月29日 21:46