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小惑星探査機「はやぶさ」帰還プレイベント「地球へお帰り!はやぶさ」開催 (2010年05月28日)

hayabusa_100526.jpg艱難辛苦を乗り越え、一時は地球への帰還も危ぶまれた小惑星探査機「はやぶさ」が、いよいよ来月、7年の旅を経て地球に帰ってきます。小惑星イトカワのサンプルが入っていると期待される、地球帰還カプセルの大気圏再突入予定日は2010年6月13日、オーストラリアのウーメラ砂漠に着地する予定です。

東京・お台場にある日本科学未来館では、「はやぶさ」の帰還を控えた6月6日(日)に、オーストラリア国立科学技術センター(クエスタコン)と共済で、帰還プレイベント「地球へお帰り!はやぶさ」を開催します。当日はクエスタコンと中継を結び、日豪の研究者の講演、参加者からの質疑応答などが行われる予定です。

「地球へお帰り!はやぶさ」は、日本科学未来館の3階、サイエンスライブラリにおいて、14:45から16:15まで行われる予定です。参加は当日14:15から、会場で受付が行われます。参加費は無料、先着順で受け付けて定員の60名に達した場合は、受付が締め切られる場合もあります。

予定されているプログラムは、宇宙航空研究開発機構から、はやぶさプロジェクトマネジャーの川口淳一郎氏を講師として招いての講演、またオーストラリアのクエスタコン会場から、オーストラリア国立大学教授のトレバー・アイランド氏を講師として、テレビ会議による中継が行われます。ただし、はやぶさの帰還を間近に控えているため、講師が変更となる場合もあるということです。

はやぶさは先日5月27日に、さらに地球に近づくための軌道補正、TCM-2を正常に終了させました。これによって地球との距離は約760万kmに近づき、この次には再突入の9日前にウーメラ砂漠への誘導(TCM-3)、3日前にさらに詳細な誘導(TCM-4)が行われる予定です。

さまざまなトラブルに見舞われた「はやぶさ」は、今や満身創痍の状態で、残った機能で精一杯地球を目指さなくてはなりません。でも、地上で見守るスタッフや、多くの「はやぶさ」ファンがその帰還のときを待ちわびています。ずっと「はやぶさ」を見守っていた人も、最近その存在を知った人も、宇宙の旅から帰ってきてくれた「はやぶさ」にエールを送りに行ってみませんか。

小惑星探査機“はやぶさ”帰還プレイベント「地球へお帰り!はやぶさ」開催:日本科学未来館



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投稿者 kksblog : 2010年05月28日 14:11


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