●平成22年版「子ども・子育て白書」を公表しています~内閣府 (2010年05月28日)
「子ども・子育て白書」(旧少子化社会白書)は、少子化社会対策基本法(平成15年法律第133号)第9条に規定する「少子化の状況及び少子化に対処するために講じた施策の概況に関する報告書」であり、政府が毎年国会に提出しなければならないとされているものです。
平成22年版「子ども・子育て白書」(佐伯印刷株式会社刊)は、全国の主要書店、政府刊行物サービス・センターなどで購入することができます。
平成22年版「子ども・子育て白書」の第1部は、「子ども・子育てビジョン」の策定の背景や意義、概要についての説明とともに、出生率等の現状、これまでの取組、仕事と生活の調和の推進についての解説となっています。
第2部では、平成21年度に講じられた子ども・子育て支援策について、「子ども・子育てビジョン」(平成22年1月29日閣議決定)における「目指すべき社会への政策4本柱」及び「12の主要施策」の項目に従って整理され、記述されています。
「子ども・子育てビジョン」の概要について、内閣府の少子化対策ホームページで見ることができます。
概要としては、「子どもが主人公」という基本的な考えのもと、これまでの「少子化対策」から「子ども・子育て支援」へと視点を移して、社会全体で子育てを支えるということが、まずあります。
そして、それとともに、「生活と仕事と子育ての調和」を目指しながら、次代を担う子ども達が健やかに、たくましく育ち、子どもの笑顔があふれる社会のために、子どもと子育てを全力で応援することを目的としています。
「子どもが主人公」というのは、子どもの立場にも立ちつつ導いていくということになるでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2010年05月28日 11:44