●音楽と映画は2大エンタメ、アニメとお笑いは「あったらよい程度」 (2010年05月25日)
ヤフーバリューインサイト株式会社は、「エンターテインメントに関する調査」を実施し、その調査結果を公表しました。
全国の15歳~59歳の男女にむけて、今回は音楽・映画・書籍・ゲームなど、エンタメの代表的なジャンルごとに、ユーザ数や不可欠度、消費金額などを測ることにより、その"欠かせない度合い"が調査されました。
『音楽』と『映画』は、【ユーザー数】において2大エンタメと言えます。これに加え 『音楽』は、【不可欠度】も高く、エンタメのなかで唯一、加重平均得点が4ポイント(=なくてはならない存在)を超え、突出する結果となっています。
さらに、【年間消費総額】も10,000円以上と上位を占め、『音楽』は【ユーザー数】【不可欠度】【年間消費総額】の3つの要素がバランスよく高い、群を抜く存在のエンタメと言えます。
『書籍(漫画以外)』『お笑い』『アニメ』『ゲーム』『漫画』『スポーツ』の6つのエンタメは、【ユーザー数】では500~600人程度と同レベルですが、このうち、『書籍(漫画以外)』『ゲーム』『漫画』『スポーツ』は【不可欠度】が3.5ポイント前後と「なくてはならない存在」に近く、【年間消費総額】も10,000円前後となっています。
『アニメ』『お笑い』は【不可欠度】が3~3.5ポイントの間と「あったらよい程度」に近く、【年間消費総額】も 5,000円以下と、【不可欠度】と【年間消費総額】で前者の4エンタメとは差が見られる結果になりました。
全体ベースと同様に、【ユーザー数】の多さでは男女ともに『音楽』『映画』の2つが抜きん出ています。【不可欠度】は、『映画』では男女間の差がさほど見られませんが、『音楽』では男性の4ポイントに対し、女性では4~4.5ポイントの間と、「なくてはならない存在で、他のモノでは満たすことはできない」により近い結果となっています。
また、『スポーツ』は女性よりも男性が、『演劇・舞台』は男性よりも女性が、【ユーザー数】【不可欠度】【年間消費総額】の三拍子揃って顕著に高く、男女の嗜好の違いを表しています。
さらに、『書籍(漫画以外)』『お笑い』『アニメ』『ゲーム』『漫画』のエンタメでは、男女間で【ユーザー数】には大きな違いが見られないものの、男性は女性よりも『ゲーム』『アニメ』の【不可欠度】、『書籍(漫画以外)』『ゲーム』『アニメ』の【年間消費総額】が高い結果となりました。
エンターテインメントは、日常生活に欠かせない存在ですね。子どもたちにとってもそれは同じですから、いろいろなことを知る上でもこのような調査は役に立つのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2010年05月25日 19:20