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これからの大学入学者選抜の意味を問い直すシンポジウム開催 (2010年05月25日)

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これからの大学入学者選抜はどうあるべきか。大学入試センターと朝日新聞の主催によるシンポジウムが、6月19日に開催されます。

日本の大学入学者選抜では、現在年齢人口の半数以上が大学・短大に進学します。しかしその中で、推薦・AO入試などの非学力選抜の割合が増えているため、学力試験を経て大学に入学する学生は6割に満たない状況です。少子化で受験戦争は緩和に向かい、大学入学者選抜が突出した役割を担った時代は終わろうとしています。

シンポジウムでは、これからの大学入学者選抜にはどのような意味を求めるのか、選抜機能が崩れ始めているなかで、高校と大学の接続をどのように構築すればよいのか、大学入試センター試験はどこに向かうべきかといった課題について、検討と議論を行ないます。

会場は東京ビッグサイト国際会議場。定員100名が無料招待されます。2部構成で、第1部は記念講演、第2部はパネルディスカッション、質疑応答です。聴講を希望する人は、ホームページから応募できます。

学生の学力低下、進学準備の不足を憂う声が高まる中で、大学教育においては、入学者選抜についてはもちろんのこと、多様化したカリキュラムをいかに再編、モジュール化していくかなどの課題もあり、高校・大学を包摂するより大きな教育の全体像を見直す必要がある時がきています。

シンポジムでは、日本の高等教育における問題をとらえつつ、米国や欧州での入学者決定のあり方と学士課程の改革の比較を通して、入学者選抜の意味を問い直します。申込締切は6月8日。これからの教育システムの中での、入学者選抜の存在意義について、考えてみてはいかがでしょうか。


入学者選抜研究機構の発足記念シンポジウムを行います。



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投稿者 kksblog : 2010年05月25日 18:19


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