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「なるほど統計学園」開校! 総務省「統計学習サイト」がリニューアル (2010年05月25日)

naruhodo_100525.jpg新しい学習指導要領では、統計の分野が拡充されるそうです。これを受けて総務省では、統計局・政策統括官・統計研修所ホームページの中にある「統計学習サイト」の内容をリニューアルしました。

リニューアル後の統計学習サイトは、児童・生徒向けの「なるほど統計学園」、先生向けの「統計学習の指導のために」、高校生向けの「How to 統計」の3本立てとなります。「How to統計」は既存のものですが、他の2つのサイトは今回新しくできたものです。

「なるほど統計学園」では、児童・生徒が楽しく統計について学ぶことが出来るよう、「発見・気づき」、「納得」、「親しみ」をキーコンセプトに校正されています。親しみやすいキャラクターを起用し、ストーリー性を意識したコンテンツを展開します。

例えば「探す・使う・作る」では、「探してみよう統計データ」「作ってみよう統計グラフ」「自由研究お助け隊」というコーナーがあります。「探してみよう」では、膨大な統計データの中から、調べたい分野別、都道府県別などからデータを探すことが出来るようになっています。「作ってみよう」ではパソコンを使い、データを入力することできれいなグラフを作ることに挑戦します。「自由研究お助け隊」は、統計やグラフを使って研究結果を効果的にまとめることを目標に、テーマの選び方からアドバイスしてくれます。

この他にも、統計やグラフにより親しむことができるコーナーや、統計にちなんだ三択クイズ、「ヒストグラム」「人口ビラミッド」など、統計用語を探し出すシークワードなどで遊べるコーナーなど、子ども達が興味を持って統計に触れることができるコンテンツがいっぱいです。

先生向けのページでは、統計学習の実践的な授業モデルの紹介、統計学習に役立つ補助教材、さらに新学習指導要領および学習指導要領解説から、統計教育に関わりが深い部分を抜粋して、学校に置ける統計教育の位置づけを示すコーナーなどがあります。全体的にシンプルかつ分かりやすくなっており、使いやすそうなサイトです。

どれだけ素晴らしい研究を行って、データを得ることが出来ても、それを見せるためのスキルがなければ意味がありません。また、統計の見方を知ることで、これから出会うさまざまなデータを読み解く力が身に付くでしょう。このようなサイトを利用して、統計を作る力、読む力を伸ばしていけるといいですね。

総務省|「なるほど統計学園」の開校



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投稿者 kksblog : 2010年05月25日 10:34


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