●学校施設の評価事例集「学校施設がこんなによくなりました」~国立教育政策研究所 (2010年05月18日)
この事例集は、国立教育政策研究所の文教施設研究センター「学校施設の評価システムに関する調査研究」研究会が、今年の3月に学校施設を継続的に維持・改善していくための評価の取り組みについての事例として、紹介しているものです。
学校施設は、子ども達にとって学習の場であり、自宅以外でもっとも長く過ごす生活の場でもあり、また、地域住民にとってコミュニティの拠点であるとともに地域の防災の拠点としての役割も担っています。
子どもたちの学びを支える基盤である学校施設が安全で、子ども達や教職員が安心して過ごすことができ、多様な学習活動を支える空間が豊かなものであってほしいという思いは、関係者の方々のみならず、市民一般から広く共感を得られるものと、研究所では考えています。
しかし、学校施設の現状としては、老朽化対策に関する基本的な維持管理の問題から耐震化やバリアフリー化への対応など、さまざまな課題を抱えており、すべての子ども達が安全で豊かな空間で過ごしているとは、言いがたい状況となっています。
文部科学省では、平成19年より、このような課題に対応して、学校施設の改善を着実に図っていくためには、その前提として適切な学校施設の評価が必要であると考えました。その考えをもとに、そのあり方について検討を重ね、その検討結果を報告書「学校施設の評価のあり方について~学校施設の改善のために~(最終報告)平成21年3月」として、とりまとめ周知しました。
これを受け、国立教育政策研究所文教施設研究センターでは、平成21年7月に「学校施設の評価システムに関する調査研究」研究会を設置、利用者や学校の意見を反映して維持・改善を行っている学校・地方公共団体の事例に関する調査研究を実施した、という経緯となっています。
学校施設については、学校全体のこととなるため、個人個人での対応では無理がありますし、こうして調査をしっかりしてくれることには、大きな期待を持ってしまいますね。
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投稿者 kksblog : 2010年05月18日 00:04