●「日本」のふるさと「飛鳥・藤原」を世界遺産に 奈良県・楽天が連携 (2010年05月17日)
本日5月14日より、楽天株式会社と奈良県が連携した「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群ー世界遺産登録を目指してー」コンテンツがオープンしています。
「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」は、ユネスコ世界遺産引火医に置いて、2006年1月に世界遺産登録候補暫定リストに記載された28資産で構成された文化遺産です。楽天が文化遺産の保全目的のパフォーマンスイベントの支援を行うことをきっかけに、世界遺産登録の取り組みに賛同し、ネットを通じた認知拡大を図るものです。
6世紀末から8世紀初め、日本史では「飛鳥時代」と呼ばれているころに、飛鳥・藤原(現在の奈良県明日香村、桜井市、橿原市にまたがる地域)に築かれました。「日本」という国号、「天皇」という称号が生まれたのもこの時代とされており、飛鳥時代は「日本」という国がまさに生まれた時代とも言えるのです。
この時代は、中国大陸、朝鮮半島、ベトナム地域などの国々と交流が深く、日本列島を含めて東アジア文化圏と呼ばれる世界が形成されていました。律令という政治制度や、仏教が持ち込まれたのもこの時代です。東アジアの現在と未来を考えるために、この時代のもつ歴史的意味は重要なものでしょう。
このような古都「飛鳥・藤原」について歴史のほか、世界遺産登録までの流れ、活動内容、万葉集と古今和歌集に見られる美しい風土、といったコンテンツがあります。全てのコンテンツにわたり、貴重な文化遺産や、日本の原風景とも言える美しい自然と調和した、田園風景などの写真が掲載されており、私たちの素晴らしいルーツを守りたい、という気持ちが湧いてきます。
この他に、世界遺産を舞台に劇場空間を設定した、創造的な舞台芸術活動「楽天世界遺産劇場」の案内や、奈良県と連携した奈良の名産品・おすすめの宿も紹介されています。「日本」の生まれ故郷を訪ねることで、日本を再認識したり、その遺跡を大切に守りたい、という気持ちが芽生えるきっかけになるかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2010年05月17日 06:53