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図書館海援隊(課題解決支援)に、参加希望公立図書館次々と  (2010年05月16日)

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文部科学省は、本年1月より有志の公立図書館が結成した「図書館海援隊」の取り組みに賛同し、参加公立図書館が23施設となったことを発表するに合わせて、図書館海援隊の取り組みについても紹介しています。

図書改海援隊とは、文部科学省が生活困窮者支援のために図書館に呼び掛けて始めたプロジェクトです。
具体的には、下記4項目に関する図書の紹介と貸出そして相談会の開催などです。
(1) 労働・生活に関するトラブル解決の図書
(2) 心の問題に関する図書
(3) 自己啓発・技術・資格、就職に関する図書
(4) 行政の支援制度に関する資料など

スタート当初には7館でしたが、2月には15館、そして4月末には23館と参加図書館が次々と増えています。

図書館海援隊の構想は、2008年の「年越し派遣村」の開設のニュースを聞いた文部科学省の課長が、図書館ならではの困窮者支援ができるはず・・・と考えから生まれたそうです。

図書館のイメージは、暇な人が本を借りに来て、空いた時間を過ごす場所という定着があります。これを払拭し、社会的弱者の支援の場所としての一面もあわせもつ場所にしようということです。

それぞれの図書館が趣旨に沿った事業を企画し、「ビジネス支援セミナー」や「健康相談コーナー」「子育て支援サービス」など、特色ある事業を展開しています。

これまでの図書館はなんとなく敷居が高く、用事がないと入れないスペースというイメージがありました。これを誰でもが気軽に立ち寄れる、広く開放されたスペースとなることは遠い未来ではないかもしれませんね。

「図書館海援隊」プロジェクトについて(図書館による課題解決支援):文部科学省




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投稿者 kksblog : 2010年05月16日 17:52


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