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来春卒業の大卒求人倍率は1.28倍 求人数はマイナス、就職希望者は増加 (2010年05月11日)

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株式会社リクルートにより、2011年3月卒業予定者の大卒求人倍率に関する調査結果が公表されています。

来春2011年3月卒業予定の大学生・大学院生対象の大卒求人倍率は、1.28倍となっています。全国の民間企業の求人総数(計画)は、前年の72.5万人から58.2万人への19.8%のマイナスとなりました。一方で、学生の民間企業就職希望者数は、前年の44.7万人から45.6万人への1.9%のプラスとなっています。

厳しい経済環境が続き、また厳選採用を行っているようですが、今年の求人倍率は、1996年3月卒(1.08倍)や、2000年3月卒(0.99倍)の就職難とされている時期ほどには、落ち込まない見通しとなりました。

従業員規模ごとの求人倍率は、5000人以上の大企業では前年の0.38倍から0.47倍、300人未満企業では前年の8.43倍から4.41倍となり、前年より規模間の倍率差は縮小し、規模間のミスマッチは緩和するという傾向になっています。

業種別の求人総数を見てみると、「製造業」の求人総数は27.8万人と、前年の31.9万人より4.0万人の減少(-12.6%)、「流通業」は20.4万人と、前年の28.5万人より8.1万人の大幅な減少(-28.5%)となっています。

また、「金融業」の求人総数は1.2万人と、前年より0.2万人の減少(-11.5%)、「サービス・情報業」は8.8万人と、前年より2.0万人の減少(-18.7%)となりました。

まだまだ厳しさが続く就職事情ですが、今年の求人倍率は過去の就職難よりは良い兆しが見えているようです。希望の職種に就くことは難しいかもしれませんが、後悔のない就職活動ができるように最大限のバックアップはしてあげたいものですね。

第27回 ワークス大卒求人倍率調査(2011年卒):リクルート



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投稿者 kksblog : 2010年05月11日 13:53


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