●ゴールデンウィーク、子どもは「ゆっくりできる」が、保護者は「?」 (2010年05月10日)
ゴールデンウィークの名残りも終え、今日から学校も企業も本格始動という状況ではないでしょうか。今年のゴールデンウィークは、カレンダーでは土曜日も含めて、5連休。(株)ベネッセコーポレーションは、ゴールデンウィーク前に、各家庭がどのようにゴールデンウィークを過ごしているのか、アンケート調査を実施しました。
調査結果によると、5月の5連休は、子ども学校や習い事などもお休みのため、ゆっくり過ごすことができる傾向が強いようですが、保護者は「ゆっくりできる」と「ゆっくりできない」がほぼ半々でした。
子どもたちは、ゴールデンウィークに学校や習い事、塾などの予定がまったくないという回答も約5割。子どもに予定がない日が多い家庭ほど、家族でのお出かけの予定を立てている割合は高くなります。学齢が上がるにつれて、習い事などの予定が入る子どもも増加。成長するにつれて、子どもも忙しくなり、連休中にも予定が入ってくるようです。
保護者に、子どもが5連休はゆっくりできそうか意見を聞いたところ、約8割が「子どもはゆっくりできそうである」と回答。予定のない日が2日以下だと「ゆっくりできなそう」と捉える傾向がありました。ゆっくりできない理由は、受験生であることから学校の講習会や塾の予定、部活で忙しいなどを挙げる声がありました。
保護者としては、「ゆっくりできる」派と「ゆっくりできない」派に。ゆっくりできる保護者は、家族旅行や夫との育児分担、お弁当作りの必要がないといったことから、全体的に食事の支度の負担が減るということが理由として目立ちました。一方でゆっくりできない保護者は、子どもも夫も家にいるので、食事の支度の負担が増えるといった理由が多くありました。
連休といっても、家庭によってさまざまな事情があり、保護者の置かれた状況の異なるため、一慨には言えないことがわかります。また感じ方もいろいろで、連休で家族そろって羽を伸ばす機会と捉える声もあれば、家事が増えることを負担とする声、連休の影響で平日の時間割が過密になることを心配する声もあります。週休2日制度やハッピーマンデー制度などによって、現在の連休は保護者の時代よりも増えており、土曜日の授業を容認する声も高まっていて、連休の過ごし方は注目されるところではあります。
大人では、世間では、連休の捉え方はさまざまであっても、子どもにとってはうれしいことに変わりないでしょう。さて、実際にどのように過ごしたでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2010年05月10日 12:16