KKSブログ: 次世代の情報社会に向けて、学生にipadを無償配布～名古屋文理大学

ICT化が著しい学生ライフ。名古屋文理大学の情報メディア学科では、来春入学する新入生全員にipadを無償配布します。

新しいモバイル端末であるiPadを教育に導入することで、学生が、新しい情報技術を体感して、次世代の情報社会への想像力と創造力を伸ばす機会になることを目的としています。また、学生プロジェクトによる新しいサービスの提供やコンテンツの開発にも取り組んでいくことを予定しています。

ipadは、学内のLANにWiFi接続して、学生と教職員のコミュニケーションツールとして利用します。授業の資料の配布や、授業中に学生がiPadを使って自分の意見を文字で書きこみ、その場ですぐに情報を共有して活用するなど授業での積極的な利用を計画しています。

現在、複数の学生と教員の共同プロジェクトによって、iPadの教育利用を目指して、大学オリジナルの情報書き込みソフトの開発や、新入生向けのオリジナルテキストのデジタル化が進められています。さらに、授業の履修登録や出席管理、就職活動の情報共有や支援ツールとしての活用も視野に入れています。

情報メディア学科には、技術・芸術・文化という３つの分野を志向する学生が集まることから、異なる思考の学生がプロジェクトを組んで、ipadを軸にコンテンツ開発からパッケージデザインやマーケットリリースまでを共同で行い、学生主体の情報コンテンツの配信を通して新たな価値の創造を目指します。

来春入学した学生は、新しい情報環境を活かした、新しい授業を実感できるようです。入学が、情報社会で、情報産業の競争力を担う人材になるための道へのスタート地点になるのではないでしょうか。

教育家庭新聞社
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