●「こどもの日」は単なるGWの中の一日? 乳幼児のパパの意識アンケート (2010年05月10日)
5月5日は「こどもの日」。鯉のぼりを出したり、柏餅やちまきを食べたりした家庭も多いのではないでしょうか。でも本来「こどもの日」ってどんな意味があるのでしょう?「子どもが王様の日」ではないと思いますが…
株式会社ボーネルンドは、0歳から6歳の子どもを持つ全国のパパ400名を対象に、“乳幼児を持つ父親の育児や「こどもの日」に関する意識”に関するインターネット調査を実施しました。これによると、「こどもの日」の意味を「深く考えたことがない」と答えたパパが53%と半数を超えていることが分かりました。
「こどもの日」は「国民の祝日に関する法律」で定められている祝日の一つで、その定義は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日なのだそうです。端午の節句からか、子どもの健やかな成長を願う日、というイメージが強いですが、子どもを産み育ててくれたお母さんにも感謝する日なのですね。
アンケートでは、さらにほぼ同じくらいの51%が「こどもの日は単なる休日の一つにすぎない」と答えています。また法律上の定義について知っているかについては「あてはまらない」と答えた人が半数を超えるという結果になりました。
子どもを持ってから、子どもや育児に関する気持ちや行動の変化について尋ねたところ「子どものことを一番に考えるようになった」が最も多く81%、「自分の親に感謝できるようになった」が70%と、自分よりも家族を優先する、家族の絆について考えるようになったようです。一方で「奥さんへの愛情が深まった」は51%と他より少なめで、妻よりも子どもや家族全体に目を向ける傾向がみられます。
3日の「憲法記念日」、4日の「みどりの日」と共に、「こどもの日」は特別な祝日というより、ゴールデンウィークの中の一日、という認識になってしまっているのかもしれません。単にこいのぼりを飾って終わり、ではなく、柏餅や菖蒲湯の由来、法律で定められた祝日の定義について、あらためて見直してみてはどうでしょう。
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投稿者 kksblog : 2010年05月10日 11:53