KKSブログ: 桜の開花日の前日の予想は、人の感覚が高精度と判明～ウェザーニューズ

« 博物館の学習資源で科学的体験学習プログラムを開発、効果の調査結果を発表 | トップページへ | 危険が少なく、穴をあけずに掲示できる粘着画びょう『ぺタッツ』発売 »

●桜の開花日の前日の予想は、人の感覚が高精度と判明～ウェザーニューズ (2010年04月28日)

株式会社ウェザーニューズでは、日本の春を彩る桜を全国の方と実況中継して楽しむ「さくらプロジェクト」に参加する人と、桜の開花日前日の予想において、人の感覚による予想と従来の積算気温を用いた予想モデルでは、どちらが正確？ということの検証を行いました。

「さくらプロジェクト」は、通勤途中や近所の公園など、身近な桜の木を１本「マイ桜」として登録し、つぼみから葉桜になるまでを携帯電話のカメラやデジタルカメラなどで、定期的に観察した上で、携帯サイトやインターネットサイトに報告するという企画です。そうして観察した桜の情報は、携帯サイトとインターネットサイトでリアルタイムに公開され、全国各地の桜の魅力に触れることができます。

一方、予想モデルについてですが、毎日の平均気温を積算し、ある一定の温度に達した日を開花日とする計算式から出す予想というで、これが従来の一般的な積算気温を用いた予想式ということになります。

ウェザーニューズでは、独自の開花予想データと、サポーターと呼ばれる「さくらプロジェクト」に参加する一般の人たちから寄せられる、つぼみの観測情報を併せた開花予想を行なっています。

人の感覚による開花日前日の予想の検証方法というのは、参加者が身近な桜のつぼみを観察して、「明日咲きそう」と感じた時に、携帯サイト内で展開する「あす咲くボタン」を押してもらい、その次の日に実際に開花したかどうかを報告したデータをもとに、的中率を求めたものです。

デジタルのこの時代に、やはり人感覚が一番信用できる、という話は、妙に安心感を感じますね。

桜の開花日、前日の予想は人の感覚が従来の予想モデルよりも高精度と判明！｜ウェザーニューズ

« 博物館の学習資源で科学的体験学習プログラムを開発、効果の調査結果を発表 | トップページへ危険が少なく、穴をあけずに掲示できる粘着画びょう『ぺタッツ』発売 »