教育家庭新聞社
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非構造部材とは、具体的にいうと外装材・内装材・天井材・照明器具・窓ガラス・書棚などをさします。学校は子どもたちの活動の場所であり、地震等の非常時には地域の応急避難場所にもなります。そのため施設内の安全確保は極めて重要な課題です。

近年発生している大規模地震において、天井材の落下など非構造部材による被害が発生しています。建物の構造体の耐震化を進めるのと並行して、非構造部材の耐震化についてもその重要性を周知し安全を確保のためのガイドブックです。

点検・対策マニュアルでは、点検項目の対象施設を示して、方法や時期・目安、点検時の留意点の解説など、図や写真を用いて示されています。

子どもたちが長い時間を過ごす場所は学校です。地震や災害は、子どもたちが学校にいる間に発生することもあるかもしれません。万一の場合に備え出来ることは対策をして子どもの安全を守ってほしいものです。

「地震による落下物や転倒物から子どもたちを守るために～学校施設の非構造部材の耐震化ガイドブック～」について