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特別な支援を必要とする子どもたちへ携帯電話活用の実証実験を開始 (2010年04月19日)

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国立大学法人香川大学と富士通株式会社は共同で、特別な支援を必要とする子どもたちとその指導者や保護者などを対象にして、携帯電話を活用した生活・学習支援の実証実験を2010年5月より開始することを明らかにしました。

香川大学教育学部では、附属特別支援学校や附属特別支援教室「すばる」において、特別な支援を必要とする子どもたちへの教育と支援を行っており、特に、知的障がいや発達障がいの子どもたちを対象にして、さらにICTを活用した教育と支援も実践しています。

また、富士通は、誰もが参加できるICT社会を目指してユニバーサルデザインに取り組み、特定の色を判別することが困難な方向けに色の判別を支援する ColorAttendant(カラーアテンダント)など、携帯電話上で動作する支援ソフトウェアを開発、提供しています。

このたびの実証実験で使用するのは、富士通が開発した携帯電話用ソフトウェア(時間の理解を支援するソフトウェア、コミュニケーションや見通しを支援するソフトウェア、漢字の筆順の理解を支援するソフトウェア)です。

実証実験終了後は、調査結果を公開し、教育機関、支援センター、保護者などに対して、携帯電話の活用事例、支援の有効性などについて幅広く紹介。さらに、これらのソフトウェアについては、実証実験結果を踏まえて機能、操作性の改善を図り、普及を目指していくとのことです。

対象は、小学校、中学校、特別支援学校に通うの知的障がい、学習障がいや自閉症のある子どもたち、対象となる子どもたちを指導、支援している教師、支援員、対象となる子どもたちの保護者となっており、実証実験は、2010年5月~9月末までです。

今回の実証実験によって、特別な支援を必要とする子どもたちや教師、支援員、保護者などが大きなメリットを受けられるようになると良いですね。携帯電話は悪い面ばかり指摘されがちですが、きちんと利用すれば子どもたちにとっても便利なツールとなってくれるでしょう。

>香川大学と富士通、特別な支援を必要とする子どもたちへの携帯電話活用の実証実験を開



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投稿者 kksblog : 2010年04月19日 15:50


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