●体育スポーツ施設についての調査報告 文部科学省 (2010年04月19日)
文部科学省は、平成20年度に実施した体育・スポーツ施設の現況調査の概要について4月14日付で発表しました。
これは、国内にある体育・スポーツ施設の現状を把握し、今後の整備計画策定やスポーツ振興施策のための基礎データとするものです。これによると平成20年度におけるわが国の体育・スポーツ施設は222,553箇所あり、6年前の調査時と比較すると17,127箇所減少しています。
6年前の調査と比べると、民間のスポーツ施設は若干増えているものの、学校体育スポーツ施設、大学高等専門体育施設、公共スポーツ施設、職場スポーツ施設はいずれも減少しています。
6年ごとの調査結果による過去の施設数を見ると、昭和40年から調査開始以来昭和60年には292,117箇所の施設数をピークに伸び続け、以降は徐々に減少しています。
平成20年度の施設の内訳を見てみると、体育館が48,902箇所(平成14年には52,151)、多目的運動広場が46,413箇所(同49,524)、水泳プール31,315箇所(同33,769)、屋外庭球場18,975箇所(同22,248)、野球場10,113箇所(同10,870)、武道場7,941箇所(同7,845)、トレーニング場6,154箇所(同6,073)となっています。
また学校施設の開放状況についても調査しており、全国の98.3%の市区町村が施設開放をしています。具体的には、屋外運動場を有する3万4859校のうち2万8147校が開放し、体育館については3万4859校のうち3万429校が、水泳プールについては2万4734校のうち6,601校が開放しています。
施設数が減少している傾向があり、地域の住民活動の活性化のためにも、学校施設開放はどんどん拡大して欲しいものと思います。
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投稿者 kksblog : 2010年04月19日 12:53