KKSブログ: 犯罪とは何か、罪を犯すとどうなるか？など　道徳教育に役立つ教材を配布

東京都教育委員会により、犯罪防止・犯罪被害者理解教材「ＳＴＯＰ！それは犯罪だと気付いていますか」が配布されています。

この教材は、犯罪とは何か、罪を犯すとどうなるか、被害に遭った人の心情はどのようなものかなどについて、児童・生徒が正しく理解し、自らの正しい判断によって行動できるようにすることを目的にして制作されました。

対象は、小学校高学年児童および中学校生徒、形式はＤＶＤ〔カラー、約４０分、ドラマ及び解説〕となっており、公立小・中学校、都立特別支援学校や区市町村教育委員会、その他に計２，１００本が配布されています。

内容は、「犯罪をしてはならない」ことを訴えるだけに留まらず、「なぜ、これらの犯罪が起こるのか」「犯罪を行わないためにはどうすればよいか」などについて、小学生（高学年）、中学生が自ら考える参加型の構成となっています。

具体的には、暴力行為、万引き、自転車盗の収録、犯罪被害者の心情や損失の理解を助けるための工夫、罪を犯さないための手立ての提示や豊富な指導資料などが特長となっています。

指導資料では、学校での指導に役立てられるよう、指導の展開例、板書例、ワークシート、刑法や用語の解説、スチール写真などが多数収録されています。

子どもたちを犯罪の加害者や被害者になることから守っていくには、学校でのしっかりした指導が必要不可欠です。指導資料などを参考にして教育に活かしてみてはいかがでしょうか。

教育家庭新聞社
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