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土曜日は習い事や部活動、今後は授業に多くの保護者は容認 (2010年04月05日)

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子どもたちのゆとりを確保するために、学校は2002年から完全週5日制が導入されましたが、そのゆとり教育が見直されたことにより、土曜日の使い方が注目されています。(株)ベネッセコーポレーションは、『土曜日の過ごし方』についてのアンケート調査を実施しました。

新しい指導学習要領では、授業の時間数が増加。その結果、平日の時間割が過密になり、一部の自治体で公立の学校も土曜日に授業を行なう動きもあります。そこで、保護者に土曜日の使い方について、どのように感じているのか調査したところ、現在は土曜日は習い事やクラブ活動などで時間を費やしているが、土曜日の授業については、65%が容認していることがわかりました。

現状の土曜日の過ごし方は、約4割が習い事。次いで部活動・クラブ活動で、ほかには体験教室や特別授業に時々参加するといった回答もみられました。土曜日の授業や補習に参加している人は少数で、中学生になると約半数が土曜日は部活動・クラブ活動で過ごしているようです。

その結果、約半数の保護者は現状の土曜日の過ごし方をうまく使っていると思っているようで、うまく使えていないと回答した保護者は1割強でした。

しかし土曜日の授業の有無については、「あったほうがよい」、「まああったほうがよい」で6割強。特に現状の土曜日をうまく使えていないと回答した保護者の約8割は、土曜日の授業を容認しています。

土曜日の授業があったほうがよい理由は、平日の負担の軽減、学校生活による本人および親の充実などの意見、ないほうがよい理由は、ゆっくり休ませたいといった意見が挙がりました。平日の授業を減らすか、土曜日をゆっくりさせるか、どちらにしても保護者は「子どもがゆっくりすることは必要」と考えているようです。

保護者が子どものころと、自分の子どもではどちらの土曜日が充実しているかの問いでは、「保護者のほうが充実している」が圧倒的に多い結果に。学習時間、自由な時間、父親とのふれあいの時間など、何を優先にするかなどによっても良し悪しは変わるでしょう。土曜日だけでなく、平日や日曜日の過ごし方も含めてどうすれば充実した有意義な時間を過ごせるか、考えていく必要がありますね。


土曜日授業に賛成3割 容認派を加えると2/3にも!【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】



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投稿者 kksblog : 2010年04月05日 21:49


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