KKSブログ: おかえり「はやぶさ」！　JAXAに「はやぶさ帰還」特設サイト開設

« 情報モラル教育推進の手引～学校と家庭でともに進める情報モラル教育とは？ | トップページへ | インターネット上で熟議を行うウェブサイトにて教育関係者の現場対話が実現！ »

●おかえり「はやぶさ」！　JAXAに「はやぶさ帰還」特設サイト開設 (2010年04月23日)

小惑星「イトカワ」を探査する目的で、2003年に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」、2005年にイトカワに到着、資料採取のためのタッチダウンに成功など、さまざまなミッションをこなしてきました。途中トラブルにより地球への帰還が3年延長されましたが、今年6月、いよいよ地球へ帰還します。

JAXAでは「はやぶさ」の地球帰還に向けて、特設サイトをオープンしました。はやぶさの運用状況はもちろん、はやぶさライブBlogや、はやぶさプロジェクトチームによるTwitterも開設されています。特設サイトでは新着情報の他、「はやぶさ」ミッションの概要、関係者からのメッセージなども掲載されており、その熱さに読んでいる側が圧倒されそうなほどです。

4月21日のトピックスでは、「はやぶさ」の地球への再突入は日本時間の6月13日23時頃、オーストラリアのウーメラ立入制限区域の予定となっています。地球からは4から5月にかけて、ふたご座のポルックスの東側に見え、ほぼその方向からまっすぐ地球に向かって接近してくるそうです。

小惑星「イトカワ」は火星と木星との間を中心とする小惑星帯にありで、中でも地球の軌道近くを回っている、近地球型小惑星の一つです。名前は日本のロケットの父、糸川英夫氏にちなんで名付けられました。形は曲がった楕円形で、水に浮かぶラッコによく似ています。

このような小惑星のサンプルを地球に持ち帰る、というのは世界初の試みで、回収されたサンプルの分析は太陽系の起源を知る手がかりになるのではと期待されています。また、月以外での着地後の離陸など、「はやぶさ」が世界で初めて成し遂げた功績は他にも数々あるのです。

さまざまなトラブルに見舞われながらも、地球に戻ってくる「はやぶさ」。その姿を見守ることで、「はやぶさ」とそれに関わった全ての人々を応援しませんか。

JAXA｜はやぶさ、地球へ〜帰還カウントダウン〜特設サイト
 JAXA｜「はやぶさ、地球へ〜帰還カウントダウン〜」特設サイトオープン！

« 情報モラル教育推進の手引～学校と家庭でともに進める情報モラル教育とは？ | トップページへインターネット上で熟議を行うウェブサイトにて教育関係者の現場対話が実現！ »