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生物多様性シリーズ第3弾「日本の生物多様性とその保全」5月1日より (2010年04月26日)

balance_100426.jpg今年2010年は、国連により「国際生物多様性年」と定められています。これにちなんで国立科学博物館では、「かはく生物多様性シリーズ2010」が開催されていますが、このシリーズ企画第3弾として、企画展「日本の生物多様性とその保全ー生き物たちのバランスの中に生きる」を開催します。

「生物多様性」が示すものは、地球上には多様な生物が生息していることだけではありません。同じ種でも、人がそれぞれ個性を持つように、主の中で多様性があります。さらに、気候や地形などの環境条件によって、異なる種が組み合わさった地域ごとの生態系を作っています。生物多様性の概念は、これら「種の多様性」「遺伝的多様性」「種間及び生態系の多様性」という3つのレベルに整理して説明されることが多くなっています。

「日本の生物多様性とその保全」の開催期間は2010年5月1日(土)から7月19日(月・祝)まで、会場は国立科学博物館の日本館1階企画展示室です。科博の通常入館料(一般・大学生600円、高校生以下無料)のみで入場できます。日本の生物多様性がどのような特徴を持ち、現在どのような状況にあるのか、そしてそれを守るための活動を紹介する企画展です。

生命と言えるものが誕生してから、多くの生物が生まれ、また絶滅してきました。大きな時間を経て地球の環境が変化する中で、種の絶滅もまた自然な流れの中にあるのです。しかし人間がその知恵と力をもって、大きく環境を変化させたがために、種の絶滅のスピードは急速に上がっていると言われています。食用や利益のために乱獲されたもの、住処や適した環境を奪われたものなど、人間によって存続を危うくされた種は数多くいます。

今や野生種は絶滅してしまったトキ、遺伝子の違いで模様が違うテントウムシなどを通じて、生物多様性とは何か、なぜそれについて知り、考えるべきなのかを調べてみませんか。

企画展「日本の生物多様性とその保全ー生き物たちのバランスの中に生きるー」開催について:国立科学博物館


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投稿者 kksblog : 2010年04月26日 14:17


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