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平城遷都1300年記念の企画展、地図と写真でたどる奈良時代の文化 (2010年04月24日)

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つくば市にある国土地理院の地図と測量の科学館では、平城遷都1300年を記念し、企画展『平城京遷都1300年 地図と写真でたどる 風土記の時代』を4月27日より開催します。

今年は西暦710年に奈良の平城京に都が移されてから1300年という記念の年。企画展では、平城京に関わる展示のほか、地方区分の「国」、関東各地の国府や国分寺跡、「常陸国風土記」ゆかりの地などを地図や写真で紹介。現在に息づいている奈良時代の名残りを感じられる内容になっています。

主な展示内容としては、平城京当時の町並みと現在の町並みの比較や、奈良盆地周辺の地形の変遷などを盛り込んだ5万分1集成図「奈良」、「行基図」の複製図、「国」および「国界」図、地図や写真でめぐる関東の国府・国分寺跡、地図や写真で見る「常陸風土記」ゆかりの地など。地図・測量への理解と親しみも深められることが期待されます。

奈良時代は、中央集権国家としての体制を確立した時期であり、この当時に制定された国の仕組みや文化遺産は現代社会に大きな影響を残しています。律令制のもとでの地方区分であった「国」は、ここ数年来積極的に進められてきた「平成の大合併」でも旧国名をつけた市や町が次々と誕生したことにより、身近な存在に感じられるようになっています。また、聖武天皇の詔により全国に建立された国分寺や国分尼寺の発掘も各地で進み、「風土記」に残された地方の記録からも、はるか昔の私たちの祖先の生活をうかがい知ることができます。

そんな奈良時代の文化を、平城遷都1300年という節目の年だからこそ、より知るいい機会です。入場は無料ですから、足を運んでみてはいかがでしょうか。


「平城遷都1300年記念」奈良時代へタイムスリップ|国土地理院


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投稿者 kksblog : 2010年04月24日 00:06


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