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平城遷都1300年記念に5万分1集成図「奈良」作成~国土地理院 (2010年03月31日)

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今年は、710年(和銅3年)に藤原京(橿原市)から平城京(奈良市)に都が移されて以来、1300年という歴史的節目の年。国土地理院は、平城京当時の町並みと現在の町並みの比較や、奈良盆地周辺の地形の変遷などを盛り込んだ5万分1集成図「奈良」を作成しました。

奈良県内では、「平城遷都1300年祭」として、様々なイベントが開催されています。国土地理院は、この「平城遷都1300年祭」を推進している奈良県等の関係機関の協力も得て、5万分1集成図「奈良」を作成。歴史的資料としても利用できる内容となっています。

集成図「奈良」は、両面印刷で、大きさは縦93cm×横63cm、携帯に便利なように、縦23cm×横16cmの折図となっています。

表面は、奈良県内の主な名所旧跡、歴史的文化遺産など、主な見どころを一枚の地図に納めています。ひと目で全体の位置関係を把握することができ、また、標高により、色を変更する標高段彩と、立体感を表すための陰影を表示してあることから、奈良盆地周辺の地形の特徴がわかります。

裏面は、平城京条坊復元図と現在の地形図を重ね合わせ、平城京当時の町並みと現在の町並みを比較した「平城京跡」や、縄文期から現在までの奈良盆地周辺の地形の移り変わりについて当時の地形を再現して解説した「奈良盆地周辺の地形の変遷」などを掲載しています。

平城遷都1300年記念として、文化・教育・観光など幅広い分野での活用が図れるように、特に政府が取り組む外国人旅行者の訪日促進活動「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の推進のために作成されました。記念の品として、1300年という歴史を感じるものとして、購入してみてはいかがでしょうか。

4月1日から全国の主な地図取扱書店などで購入できます。定価は1枚800円です。


=平城遷都1300年記念= 5万分1集成図「奈良」を作成|国土地理院



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投稿者 kksblog : 2010年03月31日 18:29


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