●国をあげて 大学生に向けた薬物乱用防止啓発用の資料作成 (2010年03月21日)
文部科学省と厚生労働省および警察庁は、大学生の薬物乱用防止の啓発用に、リーフレットとポスター二種を作製したことを発表しました。
リーフレット資料の内容は、次の6点です。
(1)大麻等の薬物の写真及び危険性・有害性
(2)薬物は人生をこわす!
(3)薬物は社会をこわす!
(4)大麻やMDMAを誤解していませんか?
(5)薬物は好奇心や誘惑から始まる!
(6)薬物乱用のQ&A
これらの資料は各大学が自由にダウンロードして、啓発用資料として使うことが可能だということです。
リーフレットは6ページで構成され、違法薬物とされる大麻、コカイン、ドラック等の写真が掲載されています。次のページには、依存の危険と実際に依存してしまった大学生の体験談、社会をこわすということです。そして大麻やMDMAについて、つい好奇心から軽い気持ちで手を出してしまいがちなこと、薬物乱用Q&Aです。
毎年大学生が薬物乱用、取引、栽培などで犯罪者が摘発されています。大きなニュースに取り上げられています。
街角で売人より買ったり、海外への留学がきっかけだったり、インターネット普及による手軽さから、その危機感が希薄になっているのが現実のようです。
売り手側の悪知恵と買い手側の好奇心に接点が生まれ、隙を見つけたら容赦なく入り込んでむしばむ。自分から抜けようとしても、意志の力ではどうにもならないのが薬物乱用です。
きちんとした情報を持ち合わせていないからこそ、軽い気持ちで手を出してしまうのでしょう。怖さと危険性を十分に啓蒙することが、一番の防止策になるはずです。
まさか大学生に向けた薬物乱用防止の資料を、国家機関が作成しなければならないこの時代がとても残念でなりません。
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投稿者 kksblog : 2010年03月21日 23:16