教育家庭新聞社
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国立科学博物館は自然史に関する世界の中核拠点として、また日本の化学系博物館をリードする博物館としての使命を果たすべく、地球と生命の歴史、科学技術の歴史を標本資料などを用いて実証的に研究し、その成果を社会に還元するために展示・学習支援活動などの多様な事業を実施しています。

２０１０年は、国連が定める国際生物多様性年ということで、１０月には名古屋で生物多様性条約第１０回締約会議（ＣＯＰ１０）が開催されます。

「かはく生物多様性シリーズ２０１０」は、各種の展覧会を中心に、多彩なイベントを組み合わせ一連のシリーズとして実施されるものです。

平成２１年に内閣府により実施された環境問題に関する世論調査」などの調査結果が示すところでは、「生物多様性」という言葉の認知度はまだまだ十分でないことがわかります。

この「かはく生物多様性シリーズ」を通して、生物多様性の意義や重要性について広く一般への理解を図り、普及するということを目的として今回の「かはく生物多様性シリーズ２０１０」が開催されます。

これから先の時代を担っていく子どもたちに生物のことを知っていってもらう必要性は、じゅうぶんありそうですね。

「かはく生物多様性シリーズ2010」の実施について：国立科学博物館