●進学祝いの人気の品は「現金・金券」 さて、お返しはどうしてる? (2010年03月17日)
気づけば3月も中旬、卒業・卒園のシーズンですね。お世話になった園や学校との別れを惜しみながらも、子ども達は新しい一歩への希望に胸をふくらませていることでしょう。
そんな子ども達を応援したい、と周りの大人が送る進学祝い、どんなものが喜ばれるのか、もらったあとのお返しは…などと悩んだ経験のある人は多いのではないでしょうか。Benesse教育情報サイトでは、全国のサイトメンバーを対象に「進学祝い」に関するアンケート調査を行いました。その結果「あげる」「もらう」のいずれも、最も多かったものは「現金」または「金券」でした。
「よそのお宅から」自分の子どもに進学祝いをもらったことがあるか、という質問に対して、8割弱の人が「ある」と回答しています。その品目は「現金・金券」が9割近くでダントツでした。次いで通学用品・学用品が23%、文房具が10%でした。また、もらった相手との関係は「親類」が最も多く9割以上を占めています。
逆に「よそのお宅のお子さんに」進学祝いをあげたことがあるか、という質問には7割近くが「ある」と答えています。その品目でも「現金・金券」が8割を声、次いで文房具が10%、通学用品・学用品が5.8%となっています。趣味に合わなかったり、必要のないものを買ってしまうよりも現金や金券を贈って、自分で選んで買ってもらう方がいいということでしょうか。
お祝いをもらったとき、気になるのが「お返し」です。入学祝いは子どもに対して贈るものだから、お返しは不要、とされることが多いようですが、やはりもらいっぱなしというのは気が引けるところもあります。アンケートではお返しを「した」という人は約3割でした。「していない」人の中で、2割弱の人は「もらった方のお子さんにお祝いをする」という答えでした。
お返しをしない理由としては「親類から」だから、というのが多いようです。お返しの有無にしても、相手が友人の場合には、お返しをしている人が約半数になっています。親類の場合は、他人行儀だと感じることや、「お返しはいらない」と先方から言われたことも理由にあるようでした。
「おつきあい」は地域で習慣がちがったり、自分や相手の年齢に応じて変化したりと、難しいものですよね。それでも一番大事なことは「お祝いしたい」気持ちと「嬉しい、ありがとう」という気持ちではないでしょうか。贈る側も贈られる側も、形よりも気持ちをきちんと伝えて、すてきなおつきあいができるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2010年03月17日 11:08