●「お父さん」「お母さん」と呼ばれる保護者約5割、「パパ」「ママ」約4割 (2010年03月09日)
株式会社ベネッセコーポレーションは、「親子の呼び名」に関するアンケートを実施し、その結果を自社ウェブサイト上で公表しました。
家庭内の呼び名で最も多かったのは、「家庭内で子どもから『お父さん・お母さん』と呼ばれている」という保護者で、全体の約5割を占めています。
ただ、「『パパ・ママ』と呼ばれている」という保護者も約4割おり、家庭内の呼び名が、「お父さん・お母さん」派の家庭と「パパ・ママ」派の家庭に大きく分かれることが明らかとなりました。
「人前では、子どもから『お父さん・お母さん』と呼ばれている」という保護者が6割を超え、ダントツです。それに対して、「『パパ・ママ』と呼ばれている」という保護者は、約3割でした。
「子どもは、家庭内と人前で保護者に対する呼び名を変える」という保護者は、必ずしも多くないという結果になっています。ただ、呼び名を変える場合、その8割近くが「お父さん・お母さん」に変えていることも明らかです。
保護者が子どもを呼ぶ場合では、「呼び名を変えることはほとんどない」が56%。残る44%の保護者が、「状況によって呼び名を変えている」ことがわかっています。
どのような状況で呼び名がどのように変わるかという質問では、「保護者が子どもの呼び名を変える状況」で最も多いのは、「子どもを注意したり、しかったりする時」。普段は「ちゃん」や「君」を付けて呼んでいても、注意したりしかったりする場合は「呼び捨て」になる保護者が圧倒的に多いという結果が出ています。
家庭内で子どもからの呼び名に保護者が満足しているかという問いでは、「満足している」という保護者が全体の7割以上に及びました。
その理由としては、「学校などでは『お袋』と呼んでいるようですが、わたしの前ではちゃんと『お母さん』と呼んでくれるので」「子どもが小さいころはわたしたちを『パパ・ママ』と呼んでいましたが、大きくなったら『お父さん・お母さん』と年齢にふさわしい呼び方をしてくれているため」といった声などが集まっています。
“ママ”や“お母さん”など呼び名は家庭によってさまざまですが、保護者も子どもたちもお互いに、呼べば返事をしてくれる相手がいることにまず感謝の気持ちを持つことが親子関係を円滑にする秘訣かもしれません。そして、「ママ」や「お父さん」などとと呼んでくれる今を大切に生きていきたいものですね。
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投稿者 kksblog : 2010年03月09日 20:55