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超高精細立体映像でみる「FURUSATOー宇宙からみた世界遺産ー」 (2010年03月13日)

itsukusima_100312.jpg東京・お台場にある日本科学未来館に、日本で初めて導入された全天周・超高精細立体視映像システム「Atmos」。映像とは思えないような、空気感や気配まで感じられるほどのリアリティを追求した映像体験ができるそうです。

この「Atmos」で4月24日(土)より、3D大型映像作品「FURUSATOー宇宙からみた世界遺産ー」が公開されます。最新の4Kデジタルカメラ(ハイビジョンの約4倍もの画素数を持つ)による世界遺産の実写映像と、地球観測衛星「だいち」が撮影した、宇宙からみた美しい地球の姿を高精細画像で楽しむことができます。

独特の生態系をはぐくんできたニュージーランドの自然遺産には、人間の手の及ばない大自然に、長い地球の歴史の痕跡を観ることができます。そしてこの国の小さな村で、星空を世界遺産に登録しようとする取り組みが行われているのだそうです。

エジプトの文化遺産には、5000年もの昔に人々が築いた暮らし、その中での天体への信仰を垣間見ることができます。ピラミッドに数多く描かれている星座や天体模様、真性ピラミッドでは太陽がその傾斜に沿って昇るなど、当時の人々が抱く天への畏敬の念が伝わってくるようです。

そして日本・広島にある、人によって作られた2つの世界遺産。一つは世界にも例を見ない、美しい景観で知られる厳島神社です。そしてもう一つは、人類の負の遺産、原爆ドーム。一方は平安の世から変わらぬ美をたたえ、一方は初めて原子爆弾が投下されたあの日のままの姿で、静かに平和への祈りの象徴となっています。

これらの世界遺産を「だいち」からとらえた映像に加え、その地に暮らす子ども達の目線を通したストーリーに乗せて紹介します。上映は日本科学未来館の6階、ドームシアターガイアにて行われます。開館日の13時より上映で、整理券が開館の午前10時より配布されます。

映像の美しさだけでなく、私たちの暮らす地球の美しさ、大切さを再認識できる一編ではないでしょうか。大切な遺産を未来につなぐために、若い世代と共に観ておきたい作品ですね。

3D大型映像作品「FURUSATOー宇宙からみた世界遺産ー」:日本科学未来館



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投稿者 kksblog : 2010年03月13日 16:56


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