●知識を備えて熱中症を防ぐ 日本スポーツ振興センターの研究成果を公開 (2010年02月16日)
独立行政法人日本スポーツ振興センターはホームページに、学校での事故防止対策集として「熱中症を予防しよう ー知って防ごう熱中症ー」を新しく掲載しました。これは学校災害防止に関する調査研究によって得られた研究成果を、一般に分かりやすくまとめてあるものです。
学校における熱中症死亡事故は、ほとんどが体育・スポーツ活動によるもので、25〜30℃のそれほど高くない気温でも、湿度が高い場合に発生し得ます。また暑い中でスポーツを続けることは、体力の消耗が激しく、トレーニングの質も低下します。真夏のスポーツには、水分補給や適度な休憩が、熱中症予防と効果的なトレーニングの両方に必要だということです。
「熱中症予防を予防しよう」のコンテンツは、下記のようになっています。
・熱中症はこんな病気
・熱中症は予防できる
・熱中症の応急措置
・学校における熱中症予防
・学校の管理下における熱中症死亡事例
・学校の管理下における熱中症死亡事例の発生傾向
熱中症は予防が何より大切であることから、熱中症についての知識、異常が発生することを避けるための手段などについて、丁寧に書かれています。さらに、万が一熱中症になってしまった場合のために、応急手当や必要な措置について、図解で分かりやすく解説されています。
「熱中症」と一口に言っても、その症状、重度によって行うべきことが異なっています。その場のケアで回復する場合と、救急車を要請すべき状況など、現れた症状とその対処など、フローチャートで一目で分かるようになっています。
予防が大切、とはいえ学校においてスポーツは切り離せません。予防のための知識と、万が一の場合の知識の両方をしっかりと備えておきたいですね。
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投稿者 kksblog : 2010年02月16日 00:53