KKSブログ: ベネッセ教育研究開発センターによる都立専門高校の生徒の学習と進路に関する調査

この調査は、東京大学教育学部比較教育社会学コースとベネッセ教育研究開発センターとによる共同研究として行われたものです。

調査では、東京都立の専門高校と普通科進路多様校を対象とした調査データの２次分析が行われました。

そして、この報告書には、東京大学のスタッフ・大学院生・学部生とベネッセ教育研究開発センター研究員の論文が収録されており、都立専門高校の生徒の特徴と課題点に迫る内容となっています。

調査の対象は、東京都立の専門高校２年生２，３７７名です。

調査方法は、学校通しの質問紙による自記式調査で行われました。

調査時期は、２００８年の１０～１２月です。

調査項目は、学校生活について、通っている高校について、小・中学生時の経験、高校選択について、学校外での生活について、友人関係について、自己意識、社会意識、進路や将来について、専門分野について（専門高校のみ）など、といったことについてです。

結果の概要が紹介されていますが、専門高校でも普通科進路多様校でも、中学時代に成績が下の方や中の下といった生徒は５割を超えることがわかりました。そして、それぞれ８割の生徒が「学校での勉強が嫌いだった」、７割の生徒が「社会に出たら、もう勉強はしたくないと思っていた」と回答していることがわかりました。

高校生活に入ってからの満足度としては、専門高校の生徒は、普通科進路多様校に比べて、全体的に高校生活に満足していることがわかりました。特に、学校の授業や進学指導や就職指導に満足しているということです。

中学から高校へのつなぎ目も、なかなか難しいものがあるようですね。

調査の対象は、東京都立の専門高校２年生２，３７７名です。

調査方法は、学校通しの質問紙による自記式調査で行われました。

調査時期は、２００８年の１０～１２月です。

中学から高校へのつなぎ目も、なかなか難しいものがあるようですね。

教育家庭新聞社
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