教育家庭新聞社
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昨年６月から「学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議」において、幼稚園施設整備指針の見直し等についての検討が進められてきており、この検討結果が「幼稚園施設整備指針の改訂等について」として取りまとめられました。

内容としては、以下のようになっています。

まず、「幼稚園教育要領の改訂」に伴った対応としては、多様な生活体験が可能となる環境の整備として、緑化スペースを園地全体に積極的、また効率的に取り入れた施設の計画や、変化に富んで、遊びながらさまざまな活動を体験できる園舎・園庭にする、ということが、まずあります。

そして、家庭や地域と連携した施設整備を充実させるとして、地域の幼児教育センターとしての役割や機能をいっそう充実した施設の計画や、長時間園内に滞在することに配慮した、預かり保育のための空間にする、といったことがあります。

また、社会状況の変化への対応ということでは、次のような内容となっています。

まず、子どもの体力向上のための空間として、屋内外の空間的な連続性や回遊性に配慮した園庭の計画や遊具の配置をする、ということがあります。

そして、情報環境の充実ということで、必要に応じて、幼児の興味・関心を広げたり、公務情報化を推進したりするため、情報機器の導入が可能となる施設の計画を行う、といったことがあります。

幼稚園の中での子ども達の社会勉強の第一歩として、どういったところを優先して考えていくか？が、大切でしょうね。

「幼稚園施設整備指針の改訂等について」の取りまとめについて：文部科学省