教育家庭新聞社
教材はこちら

テーマは「人間：地球に生きる私たち、どこから来て、どこへ行く？」。人類が「文明」を生み出して社会を築いていくと同時にさまざまな問題や課題を生み出しているということを把握し、かこ氏の絵本を中心に、先端の科学技術のビジョンや新しいものの見方、捉え方を紹介し、未来の人間のあり方について考えます。

展示はストーリー展開になっており、人間の進化の過程を振り返りながら、｢人間らしさ｣を、｢こころ｣、｢言葉｣、｢道具｣、｢地球に生きている｣という4つのテーマで捉え、その特徴にかかわる先端の科学技術として、「脳科学」、「情報技術」、「バイオ・ナノマシン技術」、「宇宙生物学」の研究成果を紹介します。

かこ氏は、「だるまちゃんとてんぐちゃん」「はははのはなし」といった作品が有名な日本を代表する絵本作家です。そして、「自分で判断し、行動できる、かしこい子どもになってほしい」との願いのもと、絵本を通じて科学を伝えてきました。この企画展はそんなかこ氏の絵本と科学が出会う場所になっています。

親子でかこさとし氏の絵本を読んいる方も多いのではないでしょうか。なじみ深いかこさとし氏の絵本の世界で、あらためて未来の地球について考える機会になるかも。親子で出かけてみてはいかがでしょうか。

企画展 ｢きみのみらい・みらいのきみ」開催：日本科学未来館