●高1の保護者約5割が「気になる大学がある」~大学入試についての調査結果 (2010年01月25日)
株式会社ベネッセコーポレーションは、中・高校生の保護者限定で、大学入試についてどこまで把握しているか、また、どんなことを知りたいかについて伺い、その結果を発表しました。
保護者が知りたがっている情報について聞いたところ、最も多かったのは「大学の学部・学科・コースについて知りたい」という保護者で、約76%。学齢別に見ても、ほとんどの学齢でトップでした。
「学費について知りたい」「就職・進学実績について知りたい」という保護者も、それぞれ70%以上いました。この二つについても、子どもの学齢に関係なく情報を求める保護者が多数。大学の何について知りたいかは、中学生の保護者も高校生の保護者もおおむね同じであることがわかります。
ほかに目立ったのは、「その学部・学科の学問を、4年間興味を持って学び続けられるだろうか」「学部・学科の学問内容が就職にどう生かされるのだろうか」といった声です。大学に入学してからだけでなく、卒業後の進路まで考えている保護者が多いようです。
「学費」については、「入学金は、合格発表後いつまでに納めればよいのか」「受験する大学が多くなった場合、受験料が心配」といった声も少なくないという結果になっています。
また、私立大の「学費」は大学や学部によって異なるので、志望大・学部がある程度絞られてこないと、具体的にいくら必要なのかは見えにくくなっています。そのため、「学費の積み立てはこのままのペースでよいのだろうか」という不安の声も寄せられる結果となりました。
気になる大学がある保護者の割合は、子どもの学齢に比例して増していき、高1で約5割に達しています。そして、中1と高3の保護者を見比べると、「気になる大学がある」人の割合と「気になる大学がない」人の割合がほぼ逆転していることも明らかとなりました。
気になる大学について保護者の「知っている」割合が最も高いのは、気になる大学の「難易度」と「キャンパス所在地」で、「よく知っている」と「なんとなく知っている」を合わせると9割に及んでいます。また、「学部・学科・コース」についても認識度は高く、8割以上の保護者が「知っている」と答えていました。
一方、気になる大学であるにもかかわらず、「校風」「教育制度」「取得できる資格」「就職・進学実績」「学生支援の制度」「中退・留年率」については、あまり知られていないという結果が出ました。
保護者として子どもの将来を真剣に考えるのであれば、しっかりした情報収集が欠かせないでしょう。学校説明会に参加したり、ホームページなどを参考にしながら少しずつ情報を集めていくと良いのではないでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2010年01月25日 17:05