●立会出産を希望するのは約8割 新米パパへの意識調査 ベネッセより (2010年01月25日)
ベネッセ次世代研究所は、2009年8月に、0歳~6歳までの子どもを持つ父親対象に子育てのかかわり、不安、ライフワークバランス、家族とのかかわりなどの意識調査を実施し、その結果をホームページにUPしました。この調査は2005年にも実施しており2回目ですが、4年の間の変化を比較することができ興味深い結果です。
まず立会出産をしたかについてですが、半数以上の55.2%が立会をした、23.7%が立ち会いたかったができなかったと答えています。約8割の父親が立ち会い出産を望んでいますが、4年前の調査から比べると5%ほど増加しています。
そして家事や育児へのかかわりについては、今以上にかかわりを持ちたいと考えるのが54.9%あり、4年前と比べて6%以上増加しています。具体的には家事というより子育てにかかわりたいとする意見が圧倒的多数を占めていました。
父親の育児休業制度の利用については微増しているものの、4年前の意識とほぼ変わらず、職場に迷惑をかけたくないという理由で、育児休暇の申請をしない傾向がみえました。また育児・介護休業法の利用希望については、利用したいと考えている方が5割~7割いるのに対し、実際に利用しやすそうと考えるのは2割~3割ですのでギャップがあります。
家庭での生活では父親や夫として多くの役割を担い、その意識レベルは各項目の子育てや家事への意識レベルは高まる傾向にあるのが見えています。
それなのに残念なことに、「自分は妻から必要とされている」というのが4年前との比較では、14.2%減少してしまいました。
優しくて家庭的な父親は当たり前、特別な貴重品ではなくなってきたということなのでしょう。多くのママ達は、夫に対し一家の大黒柱としてではなく、助け合い、支えあうことができるパートナーを求めているということなのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2010年01月25日 01:36