●首都圏の保育園入園希望者 入園許可は半数以下 (2010年01月23日)
ベネッセ次世代研究所では子育てトレンド調査と題して、妊娠・出産・子育て・幼児教育に関する注目すべきテーマを、アンケートを実施しレポートを発信するとしています。その第1回目として「首都圏“待機児童”レポート」をホームページにアップしました。4月に許認可保育園への入園を希望する待機児童は、全国で2万5千人もいて前年同時期より1.3倍に増加しているということです。
今回の調査対象は首都圏一都3県に住み、2009年4月に保育園入園の申請をしたという母親が対象です。入園を申請したうち半数以下の47.2%だけが認可保育園に入園でき、10%程度が他の施設を利用し、申請が通らなかった人が約40%はどこにも預けなかったという結果です。
入園が決まらなかった母親の56.1%が仕事をやめるか求職をやめる選択をしています。申請時に母親が就労しているか、求職中かによっても入園数に違いがあり、就労中の場合のほうが2.5倍ほど優位になっていました。
入園を希望した子どもの年齢は、0歳児が31.4%、1歳児が30.3%、2歳児が19%となっており、乳児期から保育園に預け働くことを選択したい母親が多くいるということです。
働く意思を持ち就業のチャンスがありながらも、子どもを安心して預けられず就業を断念しなければならないのは圧倒的に母親です。
保育施設の充実は一番の課題です。母親が育児か仕事かを選ばざるを得ない社会ではなく、子育ても仕事も両立できる社会が1日も早く訪れることを期待したいものです。
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投稿者 kksblog : 2010年01月23日 23:03