●科博コラボ・ミュージアムin奄美「琉球の植物」~国立科学博物館 (2010年01月22日)
科博コラボ・ミュージアムin奄美「琉球の植物」は、琉球列島の亜熱帯を中心に、そこに生きる植物、そして植物と人との関わりを紹介するものです。より多くの人たちに、琉球列島で生きる植物を知っていただくこととともに、生物資源と生物多様性の重要性を理解してほしいという願いを込めて開催されます。
開催場所は、奄美市立奄美博物館で、すでに開催されており、期間は2月21日(日)までとなっています。なお、第3月曜日は休館となっています。
琉球列島というのは、九州と台湾の間に、弧状に連なる約200の島々の総称です。そのうち、大隅諸島とトカラ列島の一部を除く島々は、冬でも暖かい亜熱帯といわれる気候帯に属しています。
地球規模で見てみると、琉球列島と同じ南北の緯度に位置する亜熱帯は、ユーラシア大陸・アフリカ・オセアニア・アメリカ大陸にまたがっています。しかし、それらほとんどの地域は、砂漠などが広い面積をしめる乾燥した亜熱帯です。
一方、琉球列島では、季節ごとの梅雨と台風が豊富な雨量をもたらし、世界的に珍しい湿潤な亜熱帯をつくっています。
この世界的にも貴重な気候帯にある琉球列島には、多くの植物が分布し、日本で最も種の多様性が高い地域といわれています。その反面、残念なことに、最も絶滅危惧植物の集中する地域ともなっています。
2月6日(土)には、奄美市立奄美博物館にて講演会が行われます。
講演会の演題は、「生物多様性を考えよう」、「奄美群島の植物相」、「絶滅の危機に瀕する奄美の野生ラン」です。
体験教室として、1月31日(日)には、「アマミノクロウサギの糞を利用した紙づくり体験」も行われます。
地球環境について考えるよい機会となりそうな内容ですね。
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投稿者 kksblog : 2010年01月22日 13:15