●学校給食調査 専門性をもつ栄養教諭が50%以上増 平成20年度について (2010年01月17日)
文部科学省は、国公立・私立の小中学校と定時制高校における学校給食実施状況調査について、平成20年5月の実施状況を公表しました。国公立私立の学校は34,621校あり、このうち完全給食をとっているのが89.9%、補助給食は1%、ミルク給食採用が3.5%となり、いずれかの形で給食を採用しているのが94.4%でした。
完全給食を実施している学校のうち、単独調理場方式を採用するのが43.4%、給食センターなどの共同調理場方式を採用するのが54.8%、その他が1.8%となっています。
給食に関わる栄養教諭・学校栄養職員数は前年から71人減であるものの、栄養教諭は951人増となり、前年比151%になりました。栄養に関する専門性と教育に関する知識を併せ持つプロフェッショナル化が進んでいるといえます。
学校給食におけるアウトソーシングもますます進んでおり、調理の外部委託は25.5%であり、前年と比べても2.8%増えています。そのほか運搬や食器洗浄・ボイラー管理についても、前年からは増えていますので、アウトソーシング化が進んでいることがわかります。
給食は、学校での一番の楽しみだという生徒がたくさんいます。食事は体を健やかに保つばかりではなく、心の健康をも担っています。
食育の考え方が浸透してきており、学校給食においても地産地消の考え方や郷土食のとりいれなどがされ現場での創意工夫がなされています。栄養面や衛生面の確保、予算など多くの制限がある中、より質の良い給食を目指してくれる姿勢に頭が下がります。
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投稿者 kksblog : 2010年01月17日 23:07