教育家庭新聞社
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まず、追試験や振り替え受験など、何らかの受験機会の確保措置を講じる大学・短期大学は、国立大学では５５大学で全体の９８％、公立大学では５３大学で全体の９０％、私立大学では４３１大学で全体の９１％、国立短期大学では９短期大学で全体の７５％、私立短期大学では２５４短期大学で全体の９０％となっています。

一方、受験会場の衛生管理体制については、マスク・速乾性アルコール製剤などの準備をしている会場、インフルエンザの症状がある受験生の受験生に別室の確保をしているという会場、予備の監督者や試験場本部関係者等の確保をしている会場が、ほぼ１００％に近い確率となっています。

そのほかには、診療室の確保や医師・看護師等の配置、大学関係者に対する試験までの日常の注意事項の周知、電話相談窓口の設置など受験生からの相談体制の構築、といった対策をしっかりと取っている会場も確率としてかなり高くなっています。

試験当日は、発熱・咳等の症状がある受験生へのマスク着用や試験場ごとの手指消毒の実施など、考えられています。

風邪をひきやすい季節ですし、少々無理もしていると体調不良を起こしやすくなっているかもしれないので、受験生のみなさんには栄養と睡眠をたっぷりとってほしいですね。

平成22年度国公私立大学及び公私立短期大学一般入試における新型インフルエンザ対応状況：文部科学省
2010年度一般入試　新型インフルエンザ対応状況 | 河合塾